SとMの相性について
(前回まで)
最後はSとMの相性(恋人として付き合ってうまくいくか)について。
これまで書いてきたのはほとんど憶測みたいなもんですから、これに基づいて書かれるものは当然憶測に過ぎないわけですが、まあその辺はお気になさらず。
結論から言うと、
SとS→相性よい
SとM→相性よい
MとM→相性悪い
(ただしS=S要素の方が強い人 M=M要素の方が強い人)
SとSはお互いに相手に対して自分から何かしようとするし、Sな人といえどもM要素はある程度持っているので、このカップルは大体うまくいきます。
ただしSな人は我が強いことが多いので、S同士はあまりくっつかないという印象があります。
SとMはもはや説明不要でしょう。
ただしMの度が過ぎるとSが付き合いきれなくなるということはあるようです。
MとMはお互いが相手に対し、自分のために何かをしてくれるよう要求するため、まずうまくいきません。もしうまくいくとしたら、2人ともS要素をある程度持っているMという場合でしょう。
女から男を振るパターンはこの組み合わせが多い気がします。男は見栄っ張りですから一見Sっぽそうでも実はM、ということがありますから。女がMで男も隠れMだったりすると、付き合ってるうちに女の方があきれる、というパターンが多いのでは。
さて、周りの人を観察してみた結果をつらつらと書いてみたのですが、いかがだったでしょうか。
最後にポイントだけまとめてみます。
まとめ
○SとMの定義
S=相手に何かをしてあげようという性格
M=誰かに何かをしてもらいたいという性格
○Sな人とMな人
Sな人=「S要素>M要素な人」
Mな人=「M要素>S要素な人」
○SとMは相手との関係性で決まる
→自分よりSな人に対してはMになる
○SとMの見分け方
→どんなわがままをいうかを見る
「自分から動いて」「状況を支配しようとする」→S
「自分は動かない」「相手に対し、『自分のために』行動するよう求める」→M
○SとMの相性
SとS→相性よい
SとM→相性よい
MとM→相性悪い
(ただしS=S要素の方が強い人 M=M要素の方が強い人)
SM論の使い方
○たまに人に対して「Mやろ〜!」とか言ってるスイーツ(笑)な女性(男性)がいますが、人に対してSとかMとか言うのはただのレッテル貼りであり、不快に思う人もいるので、気をつけましょう。
○また、自称Mだからといっていたぶられたり攻撃されたりするのが好きなわけではない*1ので、Mと言ってる人がいても暴力的な言動はやめましょう。
○僕の場合、Sっぽい人と一緒にいる場合はあまり人に指図するような発言はしないようにして、逆にMっぽい人が多ければ「あ、たぶん場を仕切っても大丈夫だな」、と考えて行動するようにしたりしています。こうすることで、周りに与える必要のない不快感を与えずに円滑なコミュニケーションを図ることができるんじゃないでしょうか。
Mっていうのは自分から動かないぶん楽なので、世の中にはMな人が圧倒的にSな人より多い気がします。
もっとSな人(勘違いドSは除く)が増えたら、世の中はいい方向に変わっていく気がするんですけどねぇ。
*1:本当に好きな人もいるらしいけれど