司法試験合格のご報告。
おかげさまで、司法試験に合格することができました。昨日は自分の目ではなかなか信じられず、ふわふわしていましたが、朝起きてようやく実感が湧いてきました。
本当にたくさんの人に支えてもらったおかげだと思っています。
やっと、重い重い肩の荷が下りた感じです。
私は法科大学院にも司法試験にも、ずいぶんと苦しみました。法科大学院在学中には、何度も弁護士になるのをやめて自分のやりたいことを今すぐ始めたいと思っていましたし、解いても直接的には誰の助けにもならないことを勉強するのはとても苦痛でした。今すぐスタートしたいのにスタートさせてもらえないもどかしさに、何度も何度もふさぎこんで何もできないことがありました。
やっとこれで、前に進むことができます。やりたいことをやれるんです。
一番やりたいことは、時代遅れの組織構造と労働契約、そして2015年からの働き方。に書いたような、まったく新しい構造を持った組織を創り上げ、所属する人の潜在能力を最大限発揮できる環境を創ることです。あと3年しかありませんが、3年後までに一応の形ができているようにがんばります。
やりたいことはまだまだあります。
司法試験の勉強中に、どうやって勉強したら法律を効果的に理解できるかをずっと考えていて、それにはフレームワーク思考が有用だということを発見したので、それを他の人でも再現可能な形でまとめ、後進に教えていくこと。
ニッチを狙い、時代の流れに乗れる新しい形の出版社の設立。
既存の弁護士が進出していない領域への弁護士業の展開。
FPと弁護士資格を活かした、これからの若者が自分で自分の人生を守るために知っておくべきお金と法律の知識のセミナー。
新しい働き方を志向する人たちが集い、様々なプロフェッショナルが定期的にセミナーを開催して学び合いができるカフェ。
おそらくこれからくるであろう相続税の値上げに向けた節税スキームの開発。
ネットで無料で法律相談のサポート(弁護士を含め、どの士業の人にどんな相談をすべきか、相談する必要はないのかの判断のサポート)ができるようなシステムの開発。
日本でももっと寄付が気軽にできるように、寄付先の紹介と寄付先がきちんとお金を使えるようなコンサルティングをして、お金が回るべきところにお金が回るような仕組み。
元気なお年寄りと都市部で働く女性のために、両者をマッチングさせた子育て支援。
細かいことはまだまだありますが、ざっとこんな感じです。
もちろん、私ひとりで全部をすることはできません。いずれ、同じ志を持ったあなたと、一緒に成し遂げていくつもりです。興味がある方は、メールやTwitterでご連絡ください。
いきなり即独の弁護士、FP、少なくとも2つの会社の経営2つと四足の草鞋を履くことになりますが、ようやく自分の力を社会のために使うことができる喜びを胸に、乗り越えていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。