続々・私たちが社会に貢献しなければならない理由


>showgoさん
丁寧なエントリーをありがとうございます。またエントリーを書こうと思いましたが、完全にshowgoさんへの私信になってしまうため、コメント欄に書かせていただこう

・・・と思ったのですが、僕のパソコンのせいかコメント欄にうまく書き込めなかったため、やっぱりエントリーとして書くことにしました。

ヒーロー論への違和感だけが残る - BUILDING AND DEBUG ERROR


・>仕事でヒーローになりたい人間ほど「才能論」や「ポテンシャル」と言うイデオロギーを信じ、無意味な自己啓発にはまり、他人が踏み出さない一歩を「他人は勇気がないんだ」と解釈し進むことで損をしていく。
自己啓発が無意味というのはどういうことか?(結果的に役に立たないということ?)

・>他人が踏み出さない一歩を「他人は勇気がないんだ」と解釈し進む
←単に目指すべき方向を見失っているだけの場合もあるのでは?

・>損をしていく
←何をもって損とするのか?

・>そしてヒーローになろうとして失敗した人が搾取される。
←本当に「搾取されている」といえるのか?そもそも「搾取」というのは絶対的な悪なのか?(おそらく僕の意図は伝わらないのでは、という印象)

・>id:fly-higherさんが相手にしようとする中小企業の失敗の多くはこのヒーロー論にはまり失敗する
←失敗の原因は判断の未熟さや情報の非対称性なのでは。
そもそも僕はヒーローになりたいとは思っていないし、ヒーローになることを積極的に勧めるわけでもない(もちろん否定はしない)。いいたいことは、個人ができることをビジョンとして明確に描きつつも、あくまで現実に基づいて行動すべきということ。

・>格差社会が危険と言うのはどういう意味だろうか。
←具体的な例としては、今のニート派遣社員といった下流の人たちが高齢者になったときに、社会が彼らを支えきれるのか、といった問題など。

・>若者に限って言えば就職活動している大半の若者が語れる
← これは相当疑問。僕はあの質問に答えられる人はおそらくほとんどいないという認識。このエントリー(http://d.hatena.ne.jp /fly-higher/20080630/1214759654)の下の方を見てもらうと、なぜこのような質問をしたかの意図は伝わるかと。

・>それなら何も考えずに仕事をしている人の方が無害ではないか
←確かに仕事にはそういう人も必要。しかしそういう人ばかりでは困る

・>長期的には教育を充実して行かなければ社会の毒になってしまう。
←今の日本で最も重視すべきであり、緊急に必要なものは教育であるという認識。高齢化社会が進めば、教育費は削られていく

・>ビジネスを通して短期的に困った人を助けることができても、長期的な視点から困った人を減らす仕組みができるかと言われたら疑問だ。
←長期的なビジョンがあって、それに基づき短期的な行動が導かれる。

・>弁護士のジレンマは、困る人が減ると仕事が無くなってしまう
←可能性としては考えられるが、現実としてはあり得ない。
ちなみに、紛争の予防を重視する予防法務というのが僕のテーマのひとつ。



たぶんこれだけでは僕のいいたいことも伝わらないだろうし、showgoさんも僕が分かってないな、と感じるかと思います。文章の(自分の)限界ですね。また、色々と前提とする事実の認識自体が違う面もあるようです。


いつかお会いして色々とお話できるといいですね。iammgさんとは3時間ぶっ続けで話して時間切れになったので、たぶんshowgoさんとも6時間くらいは軽くいけるんじゃないかと思いますw