法律フレームワークセミナー,無事終了しました。


9月8日と15日の2日間にわたって法政大学で開催した法律フレームワークセミナーは,おかげさまで無事に終わりました。当初は200名の募集でしたが,その定員は3日で埋まり,最終的には260名以上の方からお申し込みを頂きました。

昨日は台風が接近しており,激しい雨も降って電車も遅延していたため,朝から誰も来てくれないんじゃないかと不安になっていましたが,なんと約180名の方が来て下さいました。
懇親会はプロント市ヶ谷店を3時間半貸し切って開催したのですが,最終的に100名前後の方が参加くださいました。初対面の方同士ばかりなので,場を盛り上げるために私と同期の伊藤建によるトークイベントを予定していたのですが,そもそもそんな配慮が必要ないくらい盛り上がっていたのと,2人とも不合格者の再現答案の添削・講評をしており,トークイベントを開催する暇がなかったため,開催ができませんでした。また,同様のトークイベントのようなことはどこかでやりたいと思っています。他のローや大学の人と交流し,視野や人間関係を広げるという目的はある程度達成できたのではないかと思っています。

これだけの大人数のセミナーを開催することは,私一人では不可能でした。中央大学法科大学院のUくんをはじめ,運営を手伝ってくださったみなさんには非常に感謝しています。
また,そもそものきっかけを作ってくださった龍谷大学の斎藤先生,さらには私に刑事訴訟法フレームワークを叩き込んでくださった野田先生,ありがとうございました。

そして,台風が接近中であるにも関わらず,一修習生である私のセミナーに来てくださったみなさん,本当にありがとうございました!


もっとも,私のセミナーに260名以上の方から申し込みがあったということ自体は,法学教育全体から見ればあまりよろしくないことだろうと感じています。大学法学部や法科大学院の教育がしっかりしていれば,そもそも忙しいロースクール生が私のセミナーなんかに来る必要はないはずですし,受講生から「こんなことを教えてもらったことがない」という感想が出るはずがないからです。
しかし法曹養成という観点から見れば,大学法学部及び法科大学院の教育には問題があると言わざるを得ないのが現実だと思いますので,今後私は法学教育を改善していくことをライフワークのひとつとして取り組んでいこうと思っています。

まだまだ学ばねばならないことがたくさんありますが,みなさまのご支援を頂戴できれば幸いです。